2008年11月04日

百舌鳥



戦争が終わってしばらくは、食糧不足の時代がつづいた。
今ほど銃の規制が厳しくなくて、少年雑誌には空気銃のカタログが、
ところせましとのっていた。
価格は安いもので、千円か二千円だったと思うが、
子供のオモチャとしては、かなりの高額のものだった。
なかには、子供に甘い親もいたらしく、誰かがゲットした。

それからは一丁の銃を貸し回しがつづいた。
そんなに威力のあるものではなく、猫に当たっても、
ポンと音がしてはね返る位のものだった。
それでも、小鳥に当たれば即死状態だった。

すずめ、シジョウカラ、ヒヨドリ、メジロ、モズ等々、手当たり次第に食料になった。
毛をむしり、骨ごとコマ切れにして、肉団子にして煮込むのが一般的だった。
すずめは、タレをつけて焼いたのが最高だったが、
百舌鳥は特有の臭みがあり、旨かった記憶はない。
あれから何十年、百舌鳥を食う機会はない。
posted by てれすこ親父 at 13:47| 絵日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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