2015年11月02日

かずら



みんな子供だった頃。食料事情が極端に悪く、喰えるものなら何でも喰ってやろうと言う時代に生きてきた。
小学生の頃だったと思うが、小鳥や野うさぎを追って山に入った。
雪の降る中、緑の葉陰から赤い実があちこちにあるのが見えた。

それが美男かずらとは知らなかったが、一度だけ食べてみたことがあった。
甘くなく、酸っぱくもなく、何とも不思議な味だったから、二度と口にしたことはない。
先人達がこのかずらの茎から整髪剤を作っていたと知ったのは、子供を卒業してからだった。その頃、茎から粘液が出ることは知ってはいたが、ネバネバを利用する術は知らなかった。

てれすこ爺
posted by てれすこ親父 at 17:22| 絵日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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