2016年08月01日

終戦



その日も暑かった。

近くの神社に爆弾が一発落ちて、椎の巨木を直撃した。幸いにも不発だったので、負傷者は一名だけだった。その神社は学校の避難所になっていて、大勢の子供達が森に入るのを飛行機から目視しての投下であったらしい。

しばらくして、まだ煙の出ている爆弾を莚に包み、担いで何処かへ運び出したのを私は目撃している。
それから数日して戦争は終わった。
終戦と敗戦の区別もつかないまま、空を行く飛行機を物陰から身を潜めずに見られるのが、実感としての70年程前の思い出である。

てれすこ爺
posted by てれすこ親父 at 14:16| 絵日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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